北朝鮮「核弾頭の爆発実験に初成功」そもそも飛行機に乗るとどの程度被爆する?

今朝、北朝鮮が「核弾頭の爆発実験に初成功」の臨時ニュースを放送しました。それに伴いモニタリングポストで放射能の値を監視を強化したり、大気中の放射性物質を収集するため集塵装置を搭載した航空自衛隊のT4練習機を発進させたりもしました。

ところで飛行機に乗ると地上にいる時よりも被曝するというのはよく言われる話ですが実際のところはどうでしょうか。
さすがに核実験を行なった上空を飛ぶと被曝量も跳ね上がるでしょう。

飛行機に乗ると被曝量が増える理由

高度が増すと大気の厚みが減るため、宇宙からの放射線(宇宙線)によって、被曝量が増えます。

被曝量の目安

  • mSv=ミリシーベルト
6000mSv~致死量
5000mSv~死亡する可能性あり
2000mSv~出血・脱毛・不妊・白内障等 約5%が死に至る
1000mSv~吐き気・嘔吐・全身倦怠感(急性放射線障害)
100mSv放射線業務従事者が5年間の被曝許容線量、1回の緊急作業の被曝許容線量
50mSv放射線業務従事者の1年間の被曝許容線量
6.9mSvX線CTスキャン
2.4mSv全世界平均で人間が1年間に受ける自然放射線量
2.1mSv日本人が1年間に受ける自然放射線量
1mSv一般人の1年間の人工放射線被曝許容線量
0.19mSv東京―ニューヨーク間往復
0.05~0.30mSv胸部X線検査

年間被曝1mSvは毎時何μSv?

普通に計算すれば1年間に1mSvということは

  • 1mSv÷365日÷24時間=毎時0.114μSv

となりますが、どうやら専門家たちの計算は微妙に違うようで航空機モニタリング等のNaIシンチレーション式サーベイメータというよくわからない換算を行うと

  • 毎時0.23μSv

らしいです。

東京とニューヨーク往復での被曝量

東京とニューヨークを往復すると0.19mSvの被曝量と言われています。
しかし機内では被曝量が実際はもっと低いようですが参考にできる値がないのでこの値で計算していきます。

片道13時間往復で26時間で飛行したとして

  • 0.19mSv÷26時間=毎時0.0073mSv=毎時7.3μSv

1時間あたり地上の約30倍被爆することになります。

これを一般人の1年間の許容放射線量で計算すると

年間136時間以上飛行機に乗ると許容量に達することになります。
往復で136時間ということは、仮に片道2時間のフライトとすると年間68回のフライトで許容放射線量に達することになります。
出張族修行僧はこれくらい達成するかもしれません。

これをX線CTスキャンの被曝量で計算すると

470回以上搭乗してやっとX線CTスキャン1回分になります。
これはダイヤモンドメンバーでもほんの一部の人以外なかなか難しいでしょう。

 

様々な立場の言い分

結局のところ様々な大人の事情が交錯しております

  • 被曝しないに越したことがない立場の人々

飛行機は地上の何十倍も被曝しますよ!
レントゲンを撮るとさらに被曝しますよ!

  • 航空関係者の立場の人々

こんなに乗っても病院でレントゲン撮るより低く安全ですよ!

  • 医療関係者の立場の人々

レントゲンを何回か撮るくらい気にするレベルじゃないので安全ですよ!

確かにどの意見も間違っているとも言えませんが正しいとも言いにくいですね。病気や怪我でもないのに好きでレントゲンを撮る人はいませんし必要だから撮るわけです。
さらにパイロットやCAさんはどうなるんだ?と言う話になりますが、一応国から3?5mSv以外にするようにと航空会社に通達されていますのでご安心下さい。

結論

航空関係者ではありませんが、とくに飛行機は被曝を気にする事はないと思います。
細かい話をすると確かに被曝量は地上より増えますがマイルも増えます(笑)
マイルが増える方が人生楽しめると思いますよ(笑)

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