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クレジットカードの番号には深い意味がある話

今や一人1枚は必ず持っていると言ってもいいくらい普及しているクレジットカードですが、何気なく使っているクレジットカードに刻印されている番号には実はそれぞれ深い意味があります。

知らなくても全く生活する上で不便なことはありませんが、知っていても「へぇ~」というくらいかもしれませんが。。。

そもそもクレジットカードはどれくらい発行されている?

2015年3月末時点でクレジットカード発行枚数は2億5,890万枚となっています。

大人一人あたり2.5枚所有していることになります。

総発行枚数2億5,890万回
うち家族カード1,746万枚(6.7%)
うち法人カード876万枚(3.4%)

こうしてみると法人カードが意外に少なくほとんど本会員のクレジットカードが占めている事がわかります。

クレジットカード種類別の保有率

一般カード保有者87%
ゴールドカード保有者11.3%
プラチナカード以上1.4%
その他0.3%

こうしてみると、保有者の1割がゴールドカードそしてその1割がプラチナカード以上保有している割合になります。

最初の1桁目は「MII:主要産業識別子」

最初の1桁目は産業の種類

MII産業
0ISO予約値
1空港関連
2空港関連・将来発生される産業
3旅行・娯楽・銀行・金融関連
4銀行・金融関連
5銀行・金融関連
6運輸・銀行・金融関連
7石油関連
8ヘルスケア・医療・通信関連
9国毎に割当可能な数字

さらに最初の1桁目で国際ブランドがわかる

最初の1桁国際ブランド
3JCB・American Express・Diners Club
4VISA
5MasterCard

基本的にクレジットカード上記の会社から発行されていますので殆どのカードがこの3文字から始まると思います。

最初の6桁で発行会社がわかる

クレジットカードをブログ等にアップする際は数字を一般的に消しますが、実は最初の6桁には隠す意味は無くそれぞれ決まった数字が割り当てられています。

ANAカードの場合

  • 1001-96 ANA MILEAGE CLUB Edy
  • 3540-23 ANA-SFC-JCB
  • 3540-24 ANA-JCB 一般
  • 3540-25 ANA JCB 一般
  • 3540-26 ANA-JCB 一般
  • 3540-27 ANA-JCB 一般
  • 3540-27 ANA-JCB-WIDE
  • 3540-29 ANA-JCB 一般
  • 3540-30 ANA-JCB 一般
  • 3540-31 ANA-JCB 一般
  • 3540-83 ANA JCB 郵貯
  • 3691-16 ANA Diners
  • 4003-67 ANA CARD U.S.A.
  • 4980-00 ANA SMC VISA G
  • 4980-00 ANA-SFC-SMC-VISA-G
  • 4980-01 SMC ANA-VISA
  • 5334-91 SMC-ANA-Master
  • 5334-94 SMC ANA-MASTER

みなさんのANAカードもこの中に入っていると思います。

JALカードの場合

  • 3540-24 JCB ANA WIDE
  • 3540-69 JAL-JCB
  • 3541-01 JCB Gold ANA
  • 3541-69 JAL Card-CLUB-A-JCB-G
  • 3587-87 JALカードSuica View JCB
  • 3691-61 JAL Diners
  • 4534-36 JAL-DC-VISA
  • 4534-42 JAL-DC-VISA(ゴールド)
  • 4534-50 JAL CLUB-A GOLD DC-VISA

みなさんのJALカードもこの中に入っていると思います。

カード番号7桁目から最終2桁目は「口座番号」

この部分がみなさんの各個人に割り当てられた口座番号になります。
ここの部分が漏れると悪用される恐れがあるため、みなさん取り扱いには十分注意しましょう。

上級クラスのカードの場合、だいたいここの数字で会員数がなんとなくわかります。
JCB THE CLASSのようなインビテーションカードでも実は3~4万人の会員がいます。

カード番号の最終桁は「チェックデジット」

クレジットカード番号を確認するために最後の桁で誤り検出機能が備わっています。

  1. クレジットカード番号の奇数目の桁数を2倍します。
  2. 全てのクレジットカード番号を足します。(さっき2倍にした桁が2桁になった場合は、それぞれを別々の数字として加えます)
  3. 合計の数字が10の倍数であればそのクレジットカード番号は正しい番号です。

例として、1234-5678-9012-3452 という番号を検証する場合を考えます、

まず奇数桁を2倍します。

1×2=23×2=65×2=107×2=149×2=181×2=23×2=65×2=10

これらと偶数桁を足します。

(2)+2+(6)+4+(1+0)+6+(1+4)+8+(1+8)+0+(2)+2+(6)+4+(1+0)+2=60
10の倍数なのでこの番号は正しいということになります。

ちなみにこのチェックデジットの機能はクレジットカード以外にも、バーコードなど様々な数字列のものでも利用されています。

口座番号に当たる番号はみなさんバラバラなので最後の1桁で調整されています。

みなさんの手元にあるカードが正しい番号かどうか確認してみてください。当然正しいと思いますが(笑)

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