成田空港の隣りにある航空科学博物館

成田空港の近くにある航空科学博物館に8年ぶりに行ってきました。この航空科学博物館は1989年に開館して約28年になります。

利用案内

  • 開館時間

午前10時から午後5時(入館4時30分まで)
8月中の開館時間は午前9時となります

  • 休館日

毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
年末12月29日から31日

  • 入館料

大 人500円
中高生300円
こども(4歳以上)200円
団 体(20名様以上)20%割引

  • 駐車場(無料)

自家用車300台・団体バス10台

航空科学博物館はどこにある?

航空科学博物館の場所は成田空港の直ぐ隣です。その為離着陸する飛行機を近くで見ることが出来ます。主要な場所からバスも出ています。

成田空港バスで約15分
成田駅バスで約30分
東京駅バスで約1時間30分

屋外展示場

屋外展示場には多くの小型機やヘリなどが展示してあります。一部を紹介します。

YS-11


有名なYS-11ですね。

1960年代に日本航空機製造で製作されたターボプロップ旅客機です。
この機は試作1号機で、型式証明取得等の飛行試験に使用されました。


YS-11の座席は新幹線のような座席です。


操作スイッチの誤記訂正など手書きが多く見られます。

シコルスキーS-62

1970年代にアメリカで設計され、三菱重工が製作したヘリコプターです。
この機は海上保安庁で捜索、救難に活躍しました。

アエロスパシャルピューマ

1970年代にフランスのシュド社で製作されたヘリコプターです。
この機は東京消防庁で消防ヘリとして活躍しました。

カモフ 26

1970年代にソ連のカモフ社で製作されたヘリコプターです。
この機は個人所有機で、日本に輸入した3機のうちの1機です。

FA-300

1970年代に富士重工で製作されたプロペラビジネス機です。
この機は試作1号機で、飛行試験に使用されました。

航空神社


屋外展示場には航空神社があります。


この航空神社のお守りは館内のミュージアム・ショップで1個500円で購入できます。

館内展示物


館内にも多くの展示物がありますが一部紹介します。

1階

1階はボーイング747がメインで展示してあります。

DC-8の前脚


DC-8ジェット旅客機の前脚があります。

ボーイング747のタイヤ


旅客機と乗用車のタイヤの違いが説明されています。

ビーイング747胴体断面


747の胴体断面にはホンダのN600が載せられていました。

ボーイング747のエンジン


747のエンジンのカットモデルも展示されています。

ボーイング747の客室


エコノミークラス・ビジネスクラス・ファーストクラスすべての座席を体験できます。


これが747のビジネスクラスです。ファーストクラスの写真を撮り忘れました(笑)

ボーイング747のコクピット


コックピットの計器も見ることが出来ます。

パイロットと客室乗務員の制服


パイロットの制服が展示してあります。


キャプテンやコ・パイロットとフライトエンジニアの違いなどの説明があります。


客室乗務員の制服の歴史を知ることが出来ます。

2階

成田空港ジオラマ


成田空港の精巧なジオラマが展示してあります。

最新のAR(拡張現実)技術を用いて、3D映像で航空機の離着陸を楽しめる臨場感あふれるジオラマです。

5階展望展示室


5階の展望展示室では成田空港の発着する飛行機を見ることが出来ます。


管制塔や管制室にあるような機材も置いてあります。

まとめ

開館して30年近くになるのでさすがに展示物の老朽化が否めません。殆どはJAL関係ものが多く展示してあります。最新の機材が展示されるともっと来館者数が伸びるでしょうけどおそらく予算的に厳しいのが現状のようです。現状を維持していくのが精一杯のように感じました。閉館してしまわないようにみなさんもたくさん訪れましょう!!

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